小さな幸せ
とてもいいお話を伺ったので
それについてご紹介したいと思います
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矛盾しているようですが
事実、裕福であればあるほど
そうでない人よりも喜びの要因と
なるものが少なくなるのです
「舌が肥えると食べる幸せが減る」
「舌が肥える」とよほどのものでないと
美味しいと感じなくなってしまいます
それよりどんなものでも
美味しく感じるほうが
幸せを感じる機会が断然多いはずです
~ 一部割愛 ~
実は「裕福」になると
いつのまにか「贅沢」になり
自分自身の感覚、感じ方に
大きな変化が生じてきます
特に気をつける必要があるのは
「小さな幸せ」が失われやすいことです
「幸せ」は得てして
「小さな幸せ」「小さな喜び」
を数えるようなところから実感するものです
ところが贅沢は、いつしか私達を
「当たり前」という感覚に誘導します
例えば、家族で数ヶ月に一度、外食に行くとします
子どもたちは、その日がどれほど待ち遠しいことでしょうか
例え、それほど高価な料理でなかったとしても・・・
ところが、ことあるごとに外食などで
豪華な料理に接している子どもたちは
それが当たり前となり
だんだんそこに喜びを感じなくなってくるでしょう
裕福や贅沢は「小さな幸せ」を奪う
ことにもなりかねないということです
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この話を聞いて、私も子どものときのことを思い出しました。
頑張ったご褒美として皆には内緒で、と母に
美味しいハンバーグのお店に連れて行ってもらったこと
祖母にコーヒーと煙草の香りのする
喫茶店でモーニングをごちそうしてもらったこと
その機会がとっても貴重で贅沢で
とっても嬉しかったのを覚えています
今ではどうでしょうか
食べたいもの
身につけたいもの
欲しいもの・・・
自分である程度は手に入れられるようになりました
それが当たり前と思わず
食べ物なら・・・味わっていただくこと
衣服なら・・・・朝の身支度の時に手に持ってトキメクこと
(魔法のお片付けのコンマリさんみたいですね)
一つひとつに「有り難いこと」と
感謝の気持ちを持ち
「有難う」と心から言える人になりたいです
その習慣が「小さな幸せ」を
いくらでも大きくできるのかもしれません
写真は友人といただいた美味しいカレー、
幸せを実感いたしました。
shAnti suu セラピストYuta